基礎英単語のインプットと同時にやっていたのがシャドーイングです。
シャドーイングを選んだ理由は、リスニング・スピーキング・イントネーション・英語脳の強化を目指したから。
シャドーイングは、リスニング力とスピーキング力を同時に鍛える最強の学習法だと思っています。
自分に合った教材を使い、毎日少しずつ練習することで、確実に英語力が向上します!
この記事では、我が家が実践したシャドーイングの基本的なやり方から使った教材、効果的だなと思った続け方のコツまで詳しくご紹介します!
シャドーイングがなぜ効果的なのか、そしてどう実践すればいいのかを我が家方式ではありますが参考にしていただければ嬉しいです^^
シャドーイングで英語力を伸ばす方法
① シャドーイングとは?
シャドーイングは、聞いた英語の音声を少し遅れて追いかけて発音する練習法です。
この方法は、リスニングとスピーキングのスキルを同時に鍛えることができます。
音声を聞きながら正確に発音することで、英語のリズムやイントネーションも習得しやすくなります。
シャドーイングを続けることで、ネイティブのような発音が身につき、英語の流れを自然に感じることができるようになります。
「流れを自然に感じることが出来る」
II
「無意識に表現方法の違和感を感じる事ができる」
II
「英語脳の強化」
だと思っています。
文法ばかりを気にする日本人の英語学習法は、実際英語で会話をしようとすると頭でばかり考えてしまい
うまくアウトプットが出来ない人が多いと思うんです。
以前ネイティブの友人に、「この表現とこっちの表現の違いは何?同じような意味なのにどうしてこっちの表現になるの?」と聞いた事があったのですが、
返ってきた答えは
「そっちの方がナチュラルだから」
でした(笑)
英語脳を鍛えるとそのナチュラルを感じ取ることができるのかな、と。
シャドーイングはナチュラルな英語を復唱する方法なので、英語学習にすごく効果的だと思ったんです。
また、このシャドーイングは、英語のアウトプットとインプットを同時に行うことができるので、とても効率的でもあります。
② 基本的なシャドーイングのやり方
シャドーイングの基本手順をいくつか挙げてみます。
まず、英語音声をテキストなしで一度聞き、その流れや内容を把握します。
次に、テキストを見ながらリスニングし、自分の苦手な部分を確認していきます。
その後、音声に合わせて一文ずつリピートしていき、徐々にスムーズに発音できるように練習します。
最後に、テキストを見ずに音声だけを頼りにシャドーイングすることで、聞いた音を瞬時に捉え、発音する力が鍛えられます。
③ どうしてシャドーイングは効果的?
シャドーイングが効果的な理由はいくつかあります。
まず、聞く力と話す力を同時に鍛えることができるため、短期間で大きな成長を感じやすいです。
さらに、音声を追いかけて発音することで、発音の細かい部分に注意が向き、アクセントやイントネーションの改善にもつながります。
シャドーイングは、英語の音声を自然な流れで吸収することで、語彙力や文法力も同時に高めることができる点も魅力です。
シャドーイングにおすすめの教材10選
我が家はELTiS対策のテキストと音声データがあったので、それを使ったのですが、
シャドーイングに効果的だなと思った教材をご紹介します。
無理に教材を買わなくても、我が家のように英語学習用の音声教材をお持ちならそれで始めてみても全然大丈夫です!
① 初心者向けの教材
最初は、ゆっくりとしたスピードで話される音声を使った教材がおすすめです。
NHKラジオの「中学生の基礎英語」や「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」などが、リスニングしやすくわかりやすいと思います。
これから留学しようとしてるのにこんな簡単な英語でほんとに大丈夫?
ってなるかもしれませんが、まずは「楽勝で聞き取れる」、「何も考えなくても理解できる」って自信を持つことが大切です。
またこれらの教材は、文法解説もあるため、基礎からしっかり学ぶことができる点でも優れています。
② 中級者向けの教材
中級者には、もう少し速いスピードで話される教材がおすすめです。
これらの教材は、語彙や文法が充実しているため、幅広い英語力をバランスよく伸ばすことが可能です。
ラダーシリーズは英語学習者向けに書かれたリライト洋書です。
馴染みのある物語がレベル別の英単語でリライトされているので、とても読みやすくなっています。
もちろんまずはレベル1から!
音声データは【audiobook.jp】というサイトに会員登録すると聞き放題になります。
無料お試し期間もあるので、自身に合っているかどうか試してみてくださいね^^

③ 上級者に最適な教材
上級者には、さらに難易度の高い教材でチャレンジしてみましょう。
TED TalksやAudibleオーディオブックなどを使って、ネイティブスピーカーの自然なスピードや表現に慣れるのが良いと思います!
これらの教材を使うことで、実際の会話に近い状況で練習でき、さらなるスピーキング力の向上が期待できます。
上級者さんはすでにリスニング力もしっかりついていると思うので、自分が楽しめるものを選ぶのが一番です!
おもしろおかしく英語脳を鍛えていきましょう^^
そんな中でも、私がめちゃくちゃはまった作品を紹介させてください!
アメリカのコメディアン、ジミーさんの自伝「How To American」です。
ジミーさんのスタンドアップコメディ動画は、インスタのリールやyoutubeのショート動画でも流れてくるのですが、
さすがコメディアン。移動途中に笑いをこらえられなくなってしまうくらいめちゃくちゃ面白いです!
ジミーさん本人が朗読されているので、話芸のプロの英語が聞けますよ^^
娘にも聞かせてみましたが、すべて聞き取るとか、シャドーイングするとかは難しいにしても
たまに聞き取れる内容が面白かったらしく、これを全部シャドーイングできるようになりたい!とモチベーションアップにはなったようです^^

How to American: An Immigrant’s Guide to Disappointing Your Parents (English Edition)
シャドーイングを続けるためのコツ
日々の積み重ねが大事なのは分かってるけど…
継続することが一番難しいですよね。
娘のモチベーションを下げないために、サポートする際気を付けたことを紹介します^^
① シンプルな教材を選ぶ重要性
シャドーイングの教材は、自分のレベルに合ったものを選ぶことが大切です。
難しすぎる教材を選ぶと挫折しやすくなり、逆に簡単すぎると効果が薄いです。
お試し期間などを利用して、「ちょっと練習しないとうまく出来ない」くらいの教材を選んでみてください。
我が家は対策テキストを使う前、「中学生の基礎英語」を試しに使ってみましたが
「こんな事でいいの?」となめ切ってしまい、「楽勝楽勝♪」と調子に乗った後3回目の試験に落ちました(笑)
②毎日続けるモチベーションの保ち方
毎日続けることが大切ですが、モチベーションを保つのは簡単ではありません。
シャドーイングは短時間でも効果があるので、1日10分でも続けることを目標にしてみましょう!
我が家は毎日20時にアラームをセットして、リスニングパート1周は最低でもする!を頑張りました。
また、自分の成長を感じることでやる気が出るので、定期的に成果を振り返ることも重要です。
テキスト無しでシャドーイングしてみてスムーズにいくと、すごく喜んでいました^^
③シャドーイングを実際の会話に生かす
シャドーイングで習得した表現や単語は、積極的に会話の中で使うようにしました。
学校でネイティブの先生に話してみたり、オンライン英会話の時に使ってみたり。
このオンライン英会話も無料お試し期間をめちゃくちゃ活用しました!
ネイティブの方ばかりではなかったですが、娘が行く先はアメリカ。
人種のるつぼと呼ばれる国です。
色んなアクセントを聞ける機会だと、ラッキーだよ、と伝えました^^
会話の中でアウトプットすることで、シャドーイングで覚えた内容がより定着しやすくなるのを目の当たりにしたのもこのオンライン英会話ででした。
ELTiS対策としての活用法
おすすめの教材を紹介しましたが、ELTiS対策をするなら対策問題のリスニングパートでシャドーイングすることは絶対にした方がいいと思います。
もう暗唱できるよー、飽きたよーって方や、最初からあのリスニングパートはちょっと難易度高いって方は教材を取り入れてみてくださいね^^
我が家が取り寄せたELTiS対策教材は「トフルゼミナール」さんのELTiS対策です!
音声データも無料でダウンロードできるのでおすすめですよ^^
対策教材を使う事のメリットは
などです。
ELTiSの問題に慣れるための時間にもなるので、ELTiS受験を控えている方はぜひ対策テキスト取り寄せてみてくださいね^^
まとめ
ELTiS合格への道のりは、我が家は決して簡単ではなかったですが、2回に分けてご紹介した勉強方法で50点以上のスコアアップをすることが出来ました。
毎日の積み重ねが、最終的には大きな成果となって表れます。たとえ少しずつでも、確実に進歩していることを実感できるはずです。自分のペースで、焦らず着実に学習を続けていくことが、ELTiS合格への最短路なのだと思います。
ELTiS合格はゴールではなく、その先にある留学という目的を果たすための通過点です。
この学習過程で身に着けた英語力で、将来の留学生活やそのまた先にあるかもしれない国際的なキャリアにおいて、かけがえのない自分だけの財産になると信じています!