寒くなってくると恋しくなるのが、石油ストーブのじんわりとした暖かさですよね。
でも、いざ買おうと思って調べ始めると、必ずぶつかるのが「コロナ(CORONA)とトヨトミ(TOYOTOMI)、結局どっちがいいの?」という問題。
私もまさにこれで悩みまくりました!
どっちも日本の有名メーカーだし、パッと見は似ているし…。
「失敗したくないから決め手が欲しい!」って思いますよね。
そこで、カタログや口コミを徹底的に調べて比較してみたところ、決定的な違いは大きく分けて以下の3つであることが分かりました。
- 給油の手間(手が汚れないか?)
- ニオイ対策(消火時に臭くないか?)
- デザインと防災(見た目や停電時の使い勝手)
「どれを優先するか」で選ぶべきメーカーが変わります。
結論から言うと、両者の特徴を比較すると以下のとおりです。
| メーカー | 決定的な違い(強み) |
|---|---|
| コロナ (CORONA) | ①給油が圧倒的にラク (よごれま栓で手が汚れない) ②速暖パワー・コスパ重視 |
| トヨトミ (TOYOTOMI) | ①ニオイが少ない (消臭機能が強い) ②デザイン・防災重視 (おしゃれ・電池レス点火) |
- とにかく部屋を早く暖めたい人
- 給油の時に手が汚れるのが嫌な人
- 本体価格を抑えて、コスパよく使いたい人
- 灯油特有のニオイが苦手な人
- インテリアに馴染むおしゃれなデザインがいい人
- 災害用として「電池なし」でも使える安心感が欲しい人
石油ストーブ、コロナとトヨトミどっちがいい?調べた結果、違いはここでした
私も調べる前は「どっちも同じでしょ?」と思っていたんですが、実は得意分野が結構違いました。
それぞれの特徴を深掘りしていきますね。
最大の違いは「消臭機能」と「給油のしやすさ」
一番分かりやすい違いはここです。
「給油の手軽さ」ならコロナ、「ニオイ対策」ならトヨトミという図式なんです。
コロナは「よごれま栓(せん)」という機能がとにかく便利。
一方でトヨトミは、「ダブルクリーン」などの機能で、消火時のニオイを極限まで抑えることに力を入れています。
「毎回の給油ストレスを減らす」か、「毎日のニオイストレスを減らす」か、どっちを優先したいかで選ぶと失敗がなさそうです。
コスパと暖かさ優先なら「コロナ」
「安くて、すぐに暖まるストーブが欲しい!」という場合は、コロナの方が満足度が高そうです。
特に反射式ストーブ(四角い形のもの)に関しては、コロナの方が遠赤外線のパワーが強く、速暖性に優れているという声が多いんですよね。
ホームセンターの実勢価格も、コロナの方が少しお財布に優しい傾向がありました。
見た目と防災・安全重視なら「トヨトミ」
一方で、リビングに置いても生活感を出したくないならトヨトミです。
有名な「レインボーストーブ」など、カフェにあっても違和感のないデザインが多いのが特徴。
また、トヨトミには「電池がいらない(手回しで点火できる)」機種もあり、防災グッズとしてストーブを探している人にはトヨトミが圧倒的に支持されています。
コロナ(CORONA)の特徴と、ここが良いと思った点
では、それぞれのメーカーについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
まずはコロナから。
メリットはなんと言っても「手が汚れない(よごれま栓)」
コロナ最大の強みは、間違いなくこれです。
給油タンクのキャップを回して開ける必要がなく、ワンタッチで「パカッ」と開閉できる「よごれま栓」。
これ、地味に見えてものすごく重要なんですよね。
冬の寒い玄関で、灯油がついたキャップを回して手が臭くなる…あのストレスから解放されるのは大きいです。
「手が汚れないからコロナ一択」という人がいるのも納得でした。
気になった点(デザインはシンプル・実用的)
正直なところ、デザインは「THE・実家」という感じのレトロで実用的なものが多いです。
おしゃれさよりも、「ちゃんと暖かい」「使いやすい」という機能美を追求している感じですね。
インテリアにこだわりまくりたい人には、少し物足りないかもしれません。
コロナはこんな人に向いているかも
- 朝起きてすぐに部屋を暖めたい人(速暖性が高い!)
- 給油作業が面倒で仕方がない人
- とにかく安く、丈夫なストーブが欲しい人
トヨトミ(TOYOTOMI)の特徴と、ここが良いと思った点
次はトヨトミです。
個人的には「こだわり派」に好かれている印象を受けました。
メリットは「おしゃれ」で「臭いにくい」こと
トヨトミには、炎が7色に輝く「レインボーストーブ」や、レトロモダンな対流型ストーブなど、見た目にワクワクする機種がたくさんあります。
また、機能面ですごいのが「消臭能力」。
上位モデルについている「ダブルクリーン」という機能は、燃え残ったガスをもう一度燃やす仕組みらしく、ストーブを消した時のあのツンとするニオイがかなり軽減されるそうです。
気になった点(本体価格が少し高め?)
デザインや機能が凝っている分、コロナの同クラスの機種と比べると、本体価格は数千円ほど高くなる傾向があります。
ただ、トヨトミには「芯が長持ちする(でるでる芯)」という機能がついている機種も多く、長く使うことを考えると元は取れるのかもしれません。
トヨトミはこんな人に向いているかも
- リビングの真ん中に置いても絵になるストーブが欲しい人
- 灯油のニオイで頭が痛くなりやすい人
- 万が一の災害時、電池がなくても使えるストーブを備えておきたい人
【比較まとめ】項目別にどっちが良さそう?
ここまで調べてきた内容を、項目別に判定してみます!
【暖かさ】すぐに暖まりたい派はどうする? 👉 僅差で「コロナ」の勝ち!
どちらも暖かいですが、冷え切った部屋を「反射板」の熱でガッと暖めるスピード感は、コロナに軍配が上がる印象です。
昔ながらのパワフルな暖房を求めているならコロナですね。
【使い勝手】毎日の給油や移動の手間は? 👉 圧倒的に「コロナ」の勝ち!
やっぱり「よごれま栓」の利便性は最強です。
給油は冬の間、週に何度もやることなので、ここが楽なのは生活の質に直結します。
【快適さ】灯油のニオイ問題はどう違う? 👉 これは「トヨトミ」の勝ち!
特に「消火時のニオイ」に関しては、トヨトミの評価がすごく高いです。
ニオイに敏感な方や、小さなお子さんがいる家庭なら、トヨトミを選んでおくのが安心だと思いました。
石油ストーブ、コロナとトヨトミどっちがいい?迷って徹底的に調べた「3つの違い」と選び方まとめ
調べてみて分かったのは、「コロナは実用性」「トヨトミは快適性とデザイン」という住み分けができていることでした。
最後に、私なりの選び方をまとめておきますね。
- 「とにかく暖かくて、給油の手間が少ないのが一番!」
という方には、コロナ(CORONA) が間違いありません。 - 「リビングに置くから見た目も大事だし、ニオイも抑えたい!」
という方には、トヨトミ(TOYOTOMI) が幸せになれそうです。
冬の相棒になる石油ストーブ、あなたの生活スタイルに合うのはどちらでしたか?
私はニオイが苦手なのでトヨトミに惹かれつつ、あの給油の楽さも捨てがたい…ともう少し悩みそうです。
この記事が、あなたのストーブ選びのヒントになれば嬉しいです!

