【アメリカ高校留学】求められる英語力と乗り越えるべき壁

高校留学


アメリカへの高校留学を夢見ている皆さん、そしてご保護者の皆様。
素晴らしい経験になること間違いなしなのは分かってるけど…、今の英語力で本当に行けるのかなって不安になっていませんか?

そんなあなたには少し酷な内容の記事になっているかもしれません。
我が家の娘はまだ渡米していませんが、高校留学の先輩として、その娘に懇々と言い続けている(脅している?笑)ことを、ここでも少しお話したいと思います。

アメリカ高校留学に必要な英語力や、直面する課題、そしてその価値です。
頑張るのはもちろん本人ですが、私たち保護者がサポートできることもたくさんあります。

少しでも参考になれば幸いです。



アメリカ高校留学に必要な英語力

アメリカの高校に留学するためには、かなり高い英語力が求められます。多くの人が英検2級以上のレベルが必要だと考えていますが、実際にはそれ以上の英語力が必要になることが多いと思います。

英語力の基準と現実のギャップ

アメリカの高校では、留学生の受け入れにあまり積極的ではありません。英語力が足りないと入学できないだけでなく、たとえ入学できても勉強についていくのがとても大変です。実は、英検準1級レベルの英語力があっても、苦労する可能性が高いんです。

実際、我が家のエージェントさんにもELTiSの得点が高い子のほうがホストファミリーや学校が決まりやすいと言われました。

なぜこんなに厳しいのでしょうか?それは、アメリカの学校が「英語ができて当たり前」という前提で授業を進めているからです。日本の学校のように、外国人向けに特別な配慮をしてくれることはあまりありません。

授業についていくのも簡単ではありません。内容を理解するだけでなく、レポートを書いたり、プレゼンテーションをしたりと、高度な英語力を必要とする課題がたくさんあります。

だから、アメリカの高校に留学しようと考えている人は、できるだけ高い英語力を身につけてから行くことをおすすめします。日本にいる間に、出来るだけボキャブラリーを増やすこと、リスニング力をつけることが理想です。




アメリカの英語環境の特殊性

アメリカの英語環境は、他の英語圏の国々とは少し違います。アメリカならではの特徴があるので、それを知っておくことが大切です。

学校英語と日常英語の違い

アメリカでは、学校で使う英語と日常生活で使う英語が大きく違うことがあります。学校の授業で使われる英語は比較的標準的で理解しやすいのですが、一歩学校の外に出ると状況が変わってきます。

ローカルの人々や異なる人種の人々と話すときは、全く違う英語を聞くことになるかもしれません。例えば、南部の人の英語は独特のアクセントがあり、初めて聞くととても理解しづらいです。また、アフリカ系アメリカ人の使う英語も、学校では習わない独特の表現や文法を使うことがあります。

さらに、アメリカは広大な国土を持つため、地域によって使われる英語の表現や発音が大きく異なります。例えば、「炭酸飲料」を指す言葉一つとっても、地域によって「soda」「pop」「coke」と様々な呼び方があります。

このような多様な英語に慣れるには時間がかかります。最初のうちは「この人たち何を言っているんだろう?」と戸惑うことも多いでしょう。でも、焦る必要はありません。日々の生活の中で少しずつ慣れていけばいいのです。

大切なのは、積極的に現地の人々と交流することです。テレビやラジオを聴いたり、友達やホストファミリーと会話をしたりすることで、徐々に様々な英語の種類に慣れていくことができます。また、分からない表現があれば、恥ずかしがらずに聞き返すことも大切です。アメリカ人は一般的に親切で、外国人が英語を学ぼうとする姿勢を好意的に見てくれます。

特にホストファミリーは英語を学びにきている生徒を預かる、ということをとても理解してくれているので、根気強く接してくれる方が多いと思います。

オススメはボードゲームやカードゲームなどみんなで一緒に遊べるゲームをすることです。
楽しみながら学ぶ英語は上達も早いですよ^^




アメリカ高校留学のチャレンジと価値

アメリカの高校に留学することは、確かに大変なチャレンジです。でも、そのチャレンジを乗り越えることで得られるものは、とても大きな価値があります。

英語力向上の可能性

アメリカ高校留学の最大の魅力は、英語力を大きく向上させられる可能性です。毎日英語漬けの環境で過ごすことで、リスニング力やスピーキング力が飛躍的に伸びます。最初は苦労するかもしれませんが、日々の努力を重ねることで、確実に英語力は上がっていきます。

特に、アメリカの高校では授業中のディスカッションやプレゼンテーションが多いので、自分の意見を英語で表現する力が鍛えられます。これは、将来のキャリアにも役立つ重要なスキルです。

また、アメリカの多様な英語に触れることで、様々な発音やアクセント、表現を理解できるようになります。これは、グローバル社会で活躍する上で大きな強みになります。

さらに、アメリカの高校で勉強することで、アカデミックな英語力も身につきます。レポートの書き方やプレゼンテーションのコツなど、大学進学や将来の仕事に役立つスキルを学べます。

このような経験を通じて得られる英語力は、単に語学学校で勉強するのとは比べものにならないほど深く、幅広いものになります。それは、まさに「一生の財産」と呼べるものです。

アメリカ高校留学は確かに大変ですが、その分得られるものも大きいです。チャレンジ精神を持って頑張れば、きっと素晴らしい経験になるはずです。




アメリカ高校留学を成功させるためのアドバイス

アメリカの高校留学を成功させるためには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。ここでは、留学を成功に導くためのアドバイスをお伝えします。

留学先としてのアメリカの魅力

アメリカは確かにハードな留学環境ですが、だからこそ大きな成長が期待できる魅力的な留学先でもあります。

まず、アメリカの高校は世界中から留学生を受け入れているので、多様な文化背景を持つ友達ができます。これは、グローバルな視点を養う絶好の機会です。異なる価値観や考え方に触れることで、自分の視野が大きく広がるでしょう。

私が行っていた高校でも留学生の受け入れが多かったので、アメリカに留学しているのに帰国するころには世界中の友達ができていました^^

また、アメリカの高校では、日本では経験できないような様々な活動に参加できます。例えば、スポーツチームに所属したり、演劇部で公演に出たり、ボランティア活動に参加したりすることができます。これらの経験は、英語力の向上だけでなく、自分の新たな可能性を発見するチャンスにもなります。

私は歌を歌うことが好きだったので、choire(合唱団)に参加していました。
学校だけではなく、地域のイベントに色々参加でき老若男女たくさんの現地の方とかかわることができました。

さらに、アメリカの教育システムは、生徒の主体性を重視しています。自分で授業を選んだり、先生と積極的にコミュニケーションをとったりすることが求められます。これは最初は大変かもしれませんが、自立心や責任感を育てる良い機会になります。

アメリカ高校留学を成功させるためには、チャレンジ精神を持ち続けることが大切です。困難に直面しても、それを乗り越えるチャンスだと前向きに捉えましょう。また、分からないことがあれば、恥ずかしがらずに質問する勇気も必要です。

分からずに黙っていても、日本のように「どうしたの?どこが分からないの?」と向こうから声をかけてもらえることは少ないです。
その代わり、ここが分からない、教えて!というだけでたくさんの周りの人が助けてくれます。

最後に、アメリカ高校留学は、単に英語を学ぶだけでなく、自分自身を成長させる貴重な機会です。ハードな環境だからこそ、そこで得られる経験は一生の宝物になるはずです。チャレンジする価値は十分にあります。

ぜひ一緒に頑張りましょうね^^

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