冬の寒さが厳しくなると「電気毛布が欲しいけど、掛けと敷きどっちがいいの?」と迷う人は多いはず。
特に家族で使うとなると、子どもや高齢者の冷え対策、安全性や電気代まで気になりますよね。
端的に言うと、家族で布団に入って寝るなら「敷きタイプ」がおすすめ。一方で、リビングやソファでも使いたいなら「掛けタイプ」が便利です。
この記事では「電気毛布 掛けタイプ」と「敷きタイプ」の違いを、暖かさ・使い勝手・電気代・安全性といったポイントでわかりやすく比較します。
読めば「我が家に合うのはどっちか」がすぐ判断できるはずです。


電気毛布「掛け」と「敷き」の違い一覧
比較項目 | 掛けタイプの特徴 | 敷きタイプの特徴 |
---|---|---|
暖まり方 | 上から体を包むように空気を含んでふんわり暖かい | 下から体に直接熱が伝わるので、足元の冷えが早く解消できる |
使用シーン | 布団の上・リビング・ソファ・ひざ掛けにも使える | 就寝時に布団の下でしっかり温めたいときに最適 |
電気代・消費電力 | 空気を温める分、やや電力がかかりやすい。例:1時間あたり約0.8円〜1.2円 | 接触効率が良いため省エネ傾向。例:1時間あたり約0.6円〜1.0円 |
快適性 | 「布団の中が全体的に暖かい」という安心感 | 下半身や足先が冷える人に特に効果的 |
安全面 | 長時間使うと乾燥や暑さを感じやすい | 接触が多いので「低温やけど」の注意が必要。自動オフ機能付きがおすすめ |
洗濯・お手入れ | サイズが大きく、洗濯や乾燥に手間がかかる場合も | 敷布団やシーツと同じ感覚で扱いやすいモデルも多い |
サイズ感 | 掛け布団サイズと合わせる必要あり | 敷布団・ベッドサイズに合わせやすい |
電気毛布 掛けと敷きの違いを詳しく解説
掛けタイプは体を上からふんわり包み、敷きタイプは下からじんわり温める――。
ここでは、それぞれの暖かさ・使いやすさ・電気代・安全性の違いを詳しく解説します。
暖かさの違い
掛けタイプは「布団に入った瞬間から空気ごと暖かい」のが魅力。
敷きタイプは「冷たい敷布団の感触がなく、足元がすぐ暖まる」のが強みです。
私の家では子どもが冷え性なので敷きタイプを導入したら、「夜中に寒い!」と起きることが減りました。
キャンプでも下からの寒さを防げるので、大活躍です!
サイズ・使い勝手の違い
掛けタイプは掛け布団サイズに合わせ、大きくて包まれる安心感があります。
ただ洗濯や収納は少し大変。
敷きタイプは敷布団やベッドに合わせやすく、扱いやすいです。
電気代・省エネ性能
省エネ性能は敷きタイプに軍配。
接触面積が広いため効率よく体を温められ、同じ温度設定なら掛けより消費電力が低く済みます。
安全面(タイマー・自動オフなど)
敷きタイプは低温やけどのリスクがあるため、自動オフ・温度調節付きが安心。
掛けタイプは過熱や乾燥に注意。
どちらも「安全機能つきモデル」を選ぶのが基本です。
洗濯・お手入れのしやすさ
掛けタイプはサイズが大きくて乾かしにくい傾向。
敷きタイプは比較的小型で洗濯しやすいモデルもあります。
家族で清潔に使いたいなら「丸洗い可能」と明記された製品を選びましょう。
価格帯
安価なものは2,000円台からありますが、家族で長く使うなら安全機能つきの5,000円以上モデルがおすすめ。
最近は掛け敷き兼用タイプも増えていて、迷ったらこちらも候補に入れたいところです。

共通点の整理
掛けタイプ・敷きタイプどちらを選んでも共通して言えるポイントがあります。
主な共通点をまとめると次のとおりです。
- どちらもエアコンより省エネで経済的
- 布団との併用で真冬も快適
- タイマー・自動オフ・温度調整など安全機能は必須
- 丸洗い対応のモデルなら家族でも衛生的に使える
どんな人におすすめ?
掛けタイプと敷きタイプにはそれぞれ向いている使い方があります。
ここでは、ライフスタイルや悩みに合わせて「どんな人におすすめか」を整理しました。
掛けタイプがおすすめな人
- リビングやソファで使う機会がある
- 家族で「毛布にくるまる」感覚を楽しみたい
- 包まれるような暖かさを重視したい
敷きタイプがおすすめな人
- 就寝時に冷えが気になる(特に足元)
- 家族で布団中心の生活スタイル
- 電気代をできるだけ抑えたい
- 扱いやすく清潔に使いたい
電気毛布「掛けvs敷き」どっちがいい?【家族で使うならコレ】電気代・安全性を比較解説まとめ
掛けタイプと敷きタイプ、どちらも魅力がありますが、家族で布団に入って使うなら敷きタイプを選ぶのが無難です。省エネ性が高く、冷え性対策にも効果的だからです。
一方で「リビングやソファでも活躍させたい」「包まれる暖かさを楽しみたい」という人は掛けタイプがおすすめ。最近は掛け敷き兼用タイプもあるので、「どちらも捨てがたい」という方は兼用タイプを選ぶのもアリです。
迷ったらまずは敷きタイプを選んでおけば失敗は少ないでしょう。家族みんなが快適に冬を乗り切れるよう、自分たちの生活スタイルに合った電気毛布を選んでみてください。