熊野速玉大社へ車で行くとき、いちばん気になるのは「境内に停められるのか」「満車だったらどこへ回せばいいのか」ですよね。
新宮の街なかにある神社なので、駐車場を外すと周りをぐるぐる回ることになりがちです。
結論からお伝えすると、普段の参拝なら境内の第1駐車場(普通車31台・無料)がおすすめです。
初詣や例大祭のような混む日は、境内が埋まっても権現川原の臨時駐車場が開くので、慌てて有料駐車場を探さなくて大丈夫です。
この記事では、停めやすい順に4つの駐車場と、混む日の埋まり方、アクセスと所要時間までまとめて紹介します。
自分の行く日に合う停め方探しの参考にしてください。
▼目的別・熊野速玉大社のおすすめ駐車場▼
- 普段の参拝なら → 第1駐車場(境内・無料)
- 初詣・例大祭など混む日なら → 権現川原の臨時駐車場
- 電車と組み合わせる・長く停めたいなら → 新宮駅東市営駐車場「はまゆう」
- 神倉神社にも登るなら → 神倉神社の駐車場
前の日に新宮に泊まって朝いちばんに参拝するなら、宿の駐車場に置いて歩くのがいちばんラクです。
▼熊野速玉大社まで車で約4分、新宮駅前の宿の空室はここで見られます▼
熊野速玉大社の駐車場は何台?無料で停められる場所

熊野速玉大社には、境内に参拝者用の無料駐車場があります。
境内の入口にあるので、車を降りてから拝殿までほとんど歩きません。
境内の第1駐車場は普通車31台・大型バス4台
公式サイトに載っている台数は普通車31台・大型バス4台で、料金は無料です。
参拝のあとに熊野神宝館や梛(なぎ)の御神木をゆっくり見ても、料金を気にしなくていいのはうれしいところ。
駐車場のそばにはトイレもあります。
長いドライブのあとでも、着いてすぐ身支度を整えてから参拝できます。
「20台」「30台」と情報がバラバラなのはなぜ?
ネットで調べると「20台」「30台」「30〜40台」と、記事ごとに台数が違って迷いますよね。
古い記事や観光サイトの数字がそのまま残っているのが理由のようで、いま確認するなら公式サイトの「普通車31台」を基準にしておけば間違いありません。
31台という数は、熊野三山のなかでも多いほうではありません。
普段の日でも、観光バスが入る時間と重なると少し待つことがあると考えておくと気がラクです。
駐車場を使えるのは開門している時間
熊野速玉大社の開門時間は午前6時〜午後5時です。
お守りや御朱印を受ける授与所は午前8時〜午後5時、熊野神宝館は午前9時〜午後4時。
御朱印が目当てなら、8時を過ぎてから着くように出発すると、駐車場でただ待つ時間がなくなります。
熊野速玉大社の駐車場おすすめ4選

ここからは、実際に停めやすい順に4つの駐車場を紹介します。
まずは表で全体を見て、気になるところから読んでくださいね。
| 駐車場 | 台数 | 料金 | 大社まで | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| ①第1駐車場 | 普通車31台 | 無料 | すぐ目の前 | 普段の参拝 |
| ②権現川原の臨時駐車場 | 年末年始は100台以上 | 無料 | 徒歩すぐ | 初詣・祭礼の日 |
| ③新宮駅東市営駐車場「はまゆう」 | 86台 | 有料(24時間営業) | 徒歩約15〜20分 | 電車併用・長時間 |
| ④神倉神社の駐車場 | 少なめ | 無料 | 車で約4分 | 神倉神社に登る人 |
①第1駐車場(境内・無料)
いちばんのおすすめは、やはり境内の第1駐車場です。
普通車31台・無料・神門まで歩いてすぐと、参拝するだけならここで完結します。
カーナビは「熊野速玉大社」で設定すれば、そのまま駐車場の入口に着きます。
新宮の市街地の入口にあたる場所なので、初めてでも迷いにくい立地です。
満車のときは、参拝は30分ほどで終わる人が多いので、入口付近で少し待てば空くことがほとんどです。
地元の案内記事にも「満車でも少し待てば空く」と書かれていました。
②権現川原の臨時駐車場(繁忙期・祭礼時)
初詣や例大祭のような人が集まる日は、大社のすぐそばにある熊野川の河川敷「権現川原(ごんげんがわら)」が臨時駐車場として開きます。
年末年始は100台以上停められる広さです。
臨時駐車場は、いつでも開いているわけではありません。
開くのは混雑時・祭礼時だけなので、普段の日に河川敷を目指しても停められない点は覚えておきたいところ。
混む日に第1駐車場の列に並ぶより、最初から臨時駐車場に入れてしまうほうが、結果的に早く参拝できることも多いです。
係の人の誘導が出ていたら、そのまま従ってくださいね。
③新宮駅東市営駐車場「はまゆう」(有料・24時間)
新宮駅のすぐ東にある市営駐車場で、86台・24時間営業・駅まで徒歩2分です。
料金は1時間ごとに加算され、入庫から24時間ごとの上限料金(何度でも適用)があるので、半日〜丸1日停めても高くなりにくい料金です。
熊野速玉大社までは歩いて15〜20分ほどかかります。
それでも、神倉神社や新宮城跡、駅前のお店まで1日かけて歩いて回りたい人は、ここに置いてしまうと時間を気にせずに済みます。
電車で来る家族と駅で待ち合わせるときにも便利です。
駅の近くにはタイムズなど民間のコインパーキングもありますが、台数がまとまっていて料金が分かりやすいのは「はまゆう」。
④神倉神社の駐車場(神倉神社だけ先に行く人)
熊野速玉大社の摂社で、ご神体のゴトビキ岩がある神倉神社にも、参拝者用の小さな駐車場があります。
熊野速玉大社からは車で約4分の距離です。
台数は少なめで、記事によって数字も割れているので、満車も想定しておくと安心です。
停められなかったときは、熊野速玉大社の第1駐車場に戻して歩いて向かう形にすると、駐車場探しで迷いません。
熊野速玉大社の駐車場が混む日と時間帯

熊野速玉大社の駐車場が埋まりやすいのは、年に3回ほどの決まった日です。
この日を避けるか、避けられないなら停め方を変えると、当日のストレスがぐっと減ります。
初詣(1月1日〜3日)
元日は午前0時に太鼓の音とともに神門が開きます。
混みやすい時間は、1月1日が0〜3時と9〜18時、2日・3日が9〜18時です。
年末年始は権現川原の河川敷も臨時駐車場になり、100台以上停められます。
混雑を避けたいなら、2日か3日の朝9時より前に着くのがねらい目です。
例大祭(10月15日・16日)
熊野速玉大社の例大祭は、国の重要無形民俗文化財に指定されている2日間のお祭りです。
2026年は10月15日(木)に神馬渡御式、10月16日(金)に御船祭が行われました。
16日の御船祭は、熊野川の河口で神輿をのせた神幸船と9隻の早船が御船島のまわりを回る行事です。
川沿いに人が集まるので、この2日間は朝早めに着くか、新宮駅側に停めて歩くと落ち着いて見られます。
御燈祭(2月6日・神倉神社)
毎年2月6日には、神倉神社で「御燈祭(おとうまつり)」が行われます。
白装束の男衆およそ2000人が、たいまつを持って538段の石段を駆け下りる火祭りです。
夜の祭りですが、神倉神社まわりの道は早い時間から混み合います。
神倉神社の小さな駐車場はあてにせず、駅周辺の有料駐車場か宿の駐車場に置いて歩いて向かうのが確実です。
普段の土日・連休
普段の土日は、観光バスの到着と重なると一時的に混み合います。
連休や夏休みは臨時駐車場が開くこともありますが、午前中の早い時間に着けば、第1駐車場に停められることが多いです。
熊野速玉大社へのアクセスと所要時間

駐車場が分かったら、次は着くまでの時間です。
熊野三山をまとめて回る人も多いので、移動時間の目安も入れておきますね。
車で行く場合
- 紀勢自動車道 新宮ICから:約10分
- 熊野尾鷲道路 熊野大泊ICから:約30分
- 新宮駅から:車で約5分
大阪方面からは阪和道・紀勢道を南下、名古屋方面からは伊勢道・紀勢道を経由して入ります。
どちらから来ても、最後は国道42号から入るので、新宮市街の手前で「熊野速玉大社」の案内に従えば大丈夫です。
電車で行く場合
最寄りはJR紀勢本線の新宮駅で、駅から徒歩約15分・タクシーで約5分です。
南紀白浜空港からは新宮駅行きのリムジンバスも出ています。
電車と車を組み合わせるなら、③の「はまゆう」に車を置いて駅前から歩くのもひとつの手です。
参拝にかかる時間の目安
拝殿のお参りと梛の御神木を見るだけなら、30分ほどが目安です。
熊野神宝館まで見るなら、さらに30分〜1時間をみておくとゆっくり回れます。
神倉神社の538段に登る場合は、石段だけで片道15〜20分かかります。
石段は急で段の高さもそろっていないので、歩きやすい靴に履き替えてから登ると安心です。
熊野三山を車で回る順番
熊野本宮大社から熊野速玉大社までは、車で約40分が目安です。
熊野那智大社とは新宮をはさんで反対側にあるので、本宮→速玉→那智か、その逆の順で回ると移動に無駄がありません。
那智大社のまわりの駐車場は、熊野速玉大社と比べて有料のところが多くなります。
那智の滝まで回る日は、停める場所を先に決めておくと当日あわてずに済みます。
神倉神社とセットで回るときの車の置き方

熊野速玉大社と神倉神社は、歩いても12〜13分ほどの距離です。
2か所とも車で移動するより、熊野速玉大社の第1駐車場に置いたまま歩いて回るほうが、満車の心配が1回で済みます。
おすすめの流れは、先に熊野速玉大社をお参りして、そのあと神倉神社へ歩いて向かう順番です。
神倉神社は熊野速玉大社の元宮にあたり、「新宮」という地名は、元の宮である神倉神社に対して新しく建てられた宮という意味から来ています。
- 熊野速玉大社の参拝:約30分
- 神倉神社まで徒歩:約12〜13分
- 538段の石段:片道15〜20分
- ゴトビキ岩でのお参りと帰り道:約40分
合わせて2時間〜2時間半みておくと、時間に追われず回れます。
神倉神社の石段は夕方になると足元が暗くなるので、午後のおそい時間に登り始めるのは避けたいところ。
前の日に新宮に泊まるなら宿の駐車場に置いて歩く

熊野三山を1日で回ろうとすると、運転と参拝でかなり慌ただしくなります。
新宮に前泊して、宿の駐車場に車を置いたまま朝いちばんに歩いて参拝すれば、駐車場の空きを気にしなくて済みます。
新宮駅から徒歩5分のホテルニューパレスは、駐車場80台・熊野速玉大社まで車で約4分の立地です。
口コミでは「部屋の窓からお城跡が見えて、速玉大社までも近くて便利」
と書いている人がいました。
「駅から近いのに駐車場が無料」という声や、「速玉大社にも歩いて行けた」という声もありました。
気になる声よりもずっと多かったのが、大浴場と部屋の広さへの満足です。
一方で、「ホテルの下の駐車場にはあまり停められない」「エレベーターが遅い」という声も見かけました。
チェックインのときに、どこに停めればいいかをフロントで聞いておくとスムーズです。
▼前泊したい日の空室と駐車場の案内は、ここで見られます▼
熊野速玉大社の駐車場でよくある質問

Q. 駐車場は本当に無料?
はい、境内の第1駐車場も、権現川原の臨時駐車場も無料です。
有料になるのは、新宮駅まわりの市営・民間の駐車場に停めたときだけです。
Q. キャンピングカーや大きい車でも停められる?
第1駐車場には大型バス4台分のスペースがあります。
ただ、バス用の区画は観光バスが使うので、大きめの車は普通車の区画に入るかを見て、難しければ臨時駐車場か駅側の駐車場に回すのが無難です。
Q. 夜や早朝に停めて参拝できる?
開門は午前6時〜午後5時なので、その時間に合わせて行くのが基本です。
夜に新宮に着いて朝いちばんに参拝したいなら、前泊して6時の開門に合わせるのがいちばん確実です。
Q. 神倉神社の駐車場に停めて、速玉大社まで歩いてもいい?
神倉神社の駐車場は台数が少なく、神倉神社の参拝者のための場所です。
2か所を回るなら、熊野速玉大社の第1駐車場に停めて歩くほうが、どちらの参拝者にも迷惑がかかりません。
まとめ:熊野速玉大社の駐車場は境内の無料駐車場が基本

熊野速玉大社の駐車場は、境内の第1駐車場(普通車31台・無料)がいちばん便利です。
混む日は臨時駐車場が開くので、停める場所がなくて困ることはあまりありません。
- 普段の参拝 → 第1駐車場(無料・神門の目の前)
- 初詣・例大祭 → 権現川原の臨時駐車場(無料・100台以上)
- 電車併用・長時間 → 新宮駅東市営駐車場「はまゆう」(24時間)
- 神倉神社にも登る → 第1駐車場に置いて歩いて回る
- 混雑を避けるなら → 開門の6時台か、授与所が開く8時台に着く
わたしが行くなら、前の日に新宮に泊まって、朝8時ごろに第1駐車場へ停めて参拝し、そのまま歩いて神倉神社まで足をのばします。
朝の境内は人が少なく、梛の御神木の前でも落ち着いて手を合わせられそうです。
行く日が初詣や例大祭に重なる人は、臨時駐車場があることを頭に入れておくだけでも気がラクになります。
気持ちよくお参りできる停め方を、この記事から選んでみてくださいね。







