「冬のストーブ、せっかくならヤカンを置いてお湯を沸かしたい！」
「加湿もできるし、おでんとかコトコト煮込みたいなぁ…」
その気持ち、すっごく分かります！
温かい炎を眺めながら、シュンシュンと湯気が上がる風景。冬ならではの幸せですよね。
でも、ちょっと待ってください！
実は、石油ストーブならどれでもやかんが置けるわけじゃないんです。
間違って「ファンヒーター」や「天板が熱くならないタイプ」を買ってしまうと、「やかんが置けない！」「お湯が沸かない！」なんて大失敗をしてしまうことも…。
そこで今回は、やかんを置きたい人のための「正しいストーブの選び方」と、公式に使用OKとしている貴重なメーカーなどをズバリ解説します。
結論から言うと、今のあなたにおすすめなのはこのモデルです！
▼ あなたのタイプ別おすすめストーブ ▼
- 【安心・癒やし重視】 燃費が良くて炎がきれい
→ 「トヨトミ レインボー」 - 【火力・暖かさ重視】 広いリビングを一気に暖める
→ 「コロナ SLシリーズ / トヨトミ KR」 - 【レトロ・雰囲気重視】 丁寧な暮らしの永遠の定番
→ 「アラジン ブルーフレーム」 - 【コスパ・キャンプ重視】 安くて無骨なデザインが好き
→ 「パセコ / アルパカ」
まずは、今回紹介する「やかんが置ける（天板が熱くなる）」人気モデルを一覧表にまとめました。
自分の部屋や用途に合いそうなものをチェックしてみてくださいね。
| メーカー・商品名 | ひとことで言うと | おすすめな人 |
|---|---|---|
| トヨトミ レインボーストーブ | 7色に光る炎＆ 圧倒的な低燃費 | 6〜9畳の部屋 一人暮らし・寝室 |
| コロナ SLシリーズ | 学校にあったあの形 最強クラスの火力 | 13〜20畳以上 広いリビング |
| トヨトミ KRシリーズ | ハイパワーかつ 臭いが少ない | 10〜17畳 ニオイに敏感な人 |
| アラジン ブルーフレーム | 青い炎が美しい レトロな名品 | デザイン重視 手間を楽しめる人 |
| パセコ (PASECO) JKH-1S | 1万円台で買える 高コスパモデル | キャンプ用 初期費用を抑えたい |
やかんが置ける石油ストーブ、失敗しない選び方のポイント3つ
「見た目だけで選んで失敗した…」とならないために、やかんを置くことを前提とした選び方のポイントを3つお伝えします。
これさえ押さえれば、モデル選びで迷うことはなくなりますよ！
ポイント1：形は「対流型（丸い形）」を選ぶのが基本！
石油ストーブには大きく分けて2つの形があります。
壁際に置く四角い「反射式」と、部屋の真ん中に置く丸い「対流式」です。
やかんを置きたいなら、基本的には丸い形の「対流型ストーブ」を選びましょう。
対流型は熱が真上に上がる仕組みなので、天板部分でお湯を沸かすのに最適なんです。
四角い反射式でもやかんが置ける機種はありますが、やかんの取っ手が熱くなりすぎたり、スペースが狭かったりすることも。
丸いストーブの上でコトコト煮込む…これぞ冬の醍醐味ですよね。
ポイント2：メーカーの「公式見解」を知っておく
ここ、意外と知らない人が多い重要ポイントです。
実は、多くのメーカーが取扱説明書で「ストーブの上に物を乗せないでください」と記載しています。
そんな中、「トヨトミ」だけは公式FAQで「やかんや鍋を乗せて使用できます（※細心の注意が必要）」と明記しているんです。
「万が一の故障やトラブルが心配…」という慎重派の方は、公式にOKを出しているトヨトミ製品を選ぶのが一番安心ですよ。
ポイント3：部屋の広さと用途で「火力」を選ぶ
「デザインだけで選んだら、部屋が全然暖まらない…」というのもよくある失敗談。
- 6〜9畳程度（ワンルーム・寝室）
→ 2.5kWクラス（レインボー、アラジンなど） - 10〜20畳以上（広いリビング・吹き抜け）
→ 6.0kWクラス（コロナSL、トヨトミKRなど）
「早くお湯を沸かしたい」「煮込み料理をガンガン作りたい」という場合も、火力が強いモデルの方が有利です。
【タイプ別】あなたにおすすめなのはこれ！詳しく解説
それでは、おすすめの機種を具体的に見ていきましょう。
「自分はどのタイプかな？」と考えながら見てみてくださいね。
【安心・燃費重視】公式OKで7色に光る！トヨトミ「レインボーストーブ」
初めての対流型ストーブなら、まずはこれがイチオシ！
炎がガラスに反射して7色の虹色に見える、とっても幻想的なストーブです。
- おすすめポイント
- 公式にやかんOK：メーカーが認めているので、気持ち的に安心して使えます。
- とにかく燃費が良い：タンク満タンで約20時間も燃焼。給油の手間が少なくて楽ちん！
火力は控えめなので、広いリビングのメイン暖房には向きませんが、エアコンと併用して加湿やお湯沸かし担当として使うには最高の相棒になります。
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【暖かさ重視】20畳も余裕！ハイパワーな「コロナ SLシリーズ」＆「トヨトミ KR」
「うちは部屋が広いから、とにかく暖かいのがいい！」という方は、大型のストーブを選びましょう。
コロナのSLシリーズは、「学校のストーブ」と言えば伝わるでしょうか。
圧倒的な熱量で、やかんのお湯もすぐにグラグラ沸くほどのパワーがあります。広いLDKや古民家でも寒さ知らずです。
トヨトミのKRシリーズ（ダブルクリーン）は、ハイパワーなだけでなく「消臭機能」が優秀。灯油のニオイが苦手な方におすすめです。
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【デザイン重視】青い炎に癒やされる永遠の定番、アラジン「ブルーフレーム」
インテリア好きなら一度は憧れるのがアラジン。
90年以上変わらないデザインと、窓から見える美しい「青い炎」は、ただの暖房器具を超えた存在感があります。
給油タンクが小さかったり、点火に少しコツがいったりと手はかかりますが、「天板でコトコト煮込み料理を作る」という丁寧な暮らしには一番似合うストーブです。
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【コスパ・キャンプ重視】無骨で安い！アウトドア派に人気の「パセコ / アルパカ」
最近のアウトドアブームで人気急上昇中なのが、韓国ブランドのストーブ。
パセコやアルパカは、日本のメーカー品に比べて価格が安く、コンパクトで持ち運びやすいのが特徴です。
天板が平らで広いため、「キャンプ飯をストーブの上で作りたい！」というユーザーから絶大な支持を得ています。もちろん家使いもOKですよ。
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知っておきたい！ストーブにやかんを置く時の「絶対ルール」
お気に入りのストーブが見つかったら、最後に安全に使うためのルールを確認しておきましょう。
メーカーも推奨していることですが、使用はあくまで自己責任。
事故を防ぐために、これだけは守ってくださいね。
吹きこぼれ・空焚きは厳禁！水は「8分目」まで
一番怖いのは「吹きこぼれ」です。
お湯が溢れてストーブ内部にかかると、不完全燃焼や故障の原因になり、最悪の場合は火災につながります。
水は満タンに入れず、7〜8分目に留めましょう。
また、お水がなくなって「空焚き」になると、やかんが焦げたり底が抜けたりして危険です。
こまめな水位チェックを忘れずに！
必須アイテム！「五徳（ごとく）」や「ストーブガード」を活用しよう
やかんを安定させるために、キャプテンスタッグなどの「五徳（ごとく）」を天板に乗せて使う人が増えています。
直置きよりも安定感が増し、火力の当たり具合も調節しやすくなります。
小さなお子さんやペットがいるご家庭では、やけど防止のために「ストーブガード」の設置がマストです。
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石油ストーブ、やかんが置けるのはどれ？公式OKな機種と失敗しない選び方まとめ
やかんが置ける石油ストーブについてご紹介してきましたが、いかがでしたか？
一台あるだけで、部屋だけでなく心まで温めてくれるのがストーブの魅力です。
最後に改めて、選び方のポイントを整理します。
- 安心して日常使いしたい、癒やされたいなら
→ トヨトミ「レインボー」 - 広い部屋をガンガン暖めたいなら
→ コロナ「SLシリーズ」 - デザインや雰囲気を最優先するなら
→ アラジン「ブルーフレーム」
この冬は、ストーブの上で沸かしたお湯でコーヒーを淹れたり、加湿しながらのんびり過ごしたり。
そんな温かい冬の暮らしをぜひ楽しんでくださいね！
